献立の決め方

昨日の夕方、いつものように病院の父を見舞った際、市内にある「しらさぎ森林公園」の蛍の話になった。
先日も弟から「言ってみたら?」とメールを受けたばかりだったので、妻が着付け教室に行っている時間、夏樹と二人で行ってきた。
着いたのは7時半、まだ明るく、照明もついていたのであまり蛍も見えないねと話していたのだが、8時に照明が落ちてびっくり。
まさに蛍の乱舞だ。映画「火垂るの墓」ほどではないが、夏樹が興奮するだけの見ごたえは十分あった。
 
さて昨日、教え子の阿部君が自社の情報誌「杢昌文信」の写真校正を持ってやってきた。
夏号の表紙は私の家の「空中菜園」になっていた。
今までは自社物件が前面に出ていたが、色鮮やかな花が青空に映えて、随分読み物っぽい感じに仕上がっていた。
今回、私に依頼があった特集記事は見開き2ページである。
いろいろ話をしているうちに菜園を作ってから料理の仕方が変わったという話になった。
今までの生活では週に1回まとめてスーパーで買出しを行っていた。
その際、1週間の大まかな献立を決めて、必要な食材を購入する。
献立をそのときの気持ちで決めても、結局時間が経つと食べたいものが変わってきたりして厄介だ。
結局食べなかったものは冷凍庫で次の出番を待つことになる。
菜園を始めてからは、間引き収穫でも結構あるし、野菜のほとんどは賄えるようになった。
するとそれらの収穫物を見て、それで作れる献立になってきた。
取れる時期は一緒なので、同じ食材をどのようにアレンジするかは主婦の技術だ。
季節の野菜を正しい季節に頂くのは一番美味しい。
献立に悩むことも無く、スーパーに通うことも激減した。
 
蛍の乱舞する季節にはこんな野菜が収穫できる。
私の子供のころは田んぼと言えば農薬散布の赤旗で田んぼでざりがに釣りの経験も無い。
もちろん蛍なんかも近年の環境保護活動でようやく見れるようになったのだ。
本来人間が普通にやってきたはずの生活体験を47になってようやく体験している。
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