3年後の家電業界

昨晩は福祉住環境コーディネーターネットワーク(FJCN)の地区例会があり、参加してきた。
その席で同じく会員の町の電気屋さんと話をした。
私が聞いたのはナショナルブランドがパナソニックに替わって何か変化がありましたかと言うものだったが、それに関してはあまり影響は無いという事だ。
それよりも家電業界は3年後に大きく変わりますよと言われた。
3年後といえばアナログ放送の終了の年だ。
家電で一番のシェアはやはり何といってもテレビだそうだが、技術的にも液晶、プラズマと出揃い、残すはデジタル放送対応だけとなった。
それが3年後には大方片付いてしまうので、しばらくは新規購入は激減するだろうというのだ。
考えてみたら我が家も家電で入れ替えなければなら無そうなのはテレビぐらいだ。
それも別にデジタル対応のデッキを買ったから、しばらくは買わなくても済みそう。
その他の家電は結構耐久性がある冷蔵庫やら洗濯機なので壊れるまでは使おうと思う。
日本の家庭での家電製品はもうすでに飽和状態だ。
かつては三種の神器と言われ、日本の家族のありようまで変えてしまう影響力を持った家電だが、知らない間にその存在価値が低下した。
飽和状態といえば住宅産業も同じである。
新たな価値を付加しても新規が減るのは必至であろう。
あとは現在ある資産にどういうアプローチをしていくかだ。
町の電気屋も街の建築家も置かれた立場は一緒である。
これから先、大手が生き残るのか、弱小がしぶとく生き残るのか、正念場である。
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