ナムナム(南無南無)

昨日の朝、祭りで買った金魚の一匹が死んでしましました。
祭りの後の良くある風景です。
ところで金魚に餌をあげるのは夏樹の仕事。
いつものように私は空中菜園の水やりをし終えて家に入ると、夏樹がウッドデッキに向かって手を合わせていました。
何をやっているのかと目をやると、夏樹の手を合わせた向うにはデッキに置かれた水槽があります。
「どうしたの?」と聞くと「金魚が死んじゃったの」だそうです。
死んだ金魚に手を合わせているんだ。
夏樹の通うキラキラ保育園の母体は鬼踊りで有名な法華宗陣門流総本山「本成寺」です。
やっぱりお寺がやっていると、ナムナムと言いながら手を合わせるのは自然なんでしょうか。
少なくとも我家ではそうした宗教的な教育はしていませんから。
でも、どうなんだろう?
そういえば、夏樹が生まれてから今までに父を含めてもう人5人以上の葬儀に出ています。
まだ4歳で5人ですから、さすがに少子高齢化とはいえ多いですよね。
私が身近な死に直面したのは高校に入ってからですから。
本当に祝い事より弔い事が多いです。
そんな環境もあるのかなぁ。
今時の幼児って死に事はそんなに遠い世界ではないのでしょうかね。
夕方、夏樹と一緒に金魚のお墓を作ってやりましたよ。
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