決戦の日 一級建築士設計製図試験

今ほど、私の私塾「建築士フォーラム」の最終講義を終えました。
僅か全10回の講義ですが、仕上がりは良好です。
今日は私も一緒に問題を解きましたが、概ね30分程度で基本的なエスキスは完了し、所要室の大まかな配置もほぼ一緒となりましたね。
つまり、問題の読解がきちんとでき、問題文に示される建物の復元が正確に出来たということ。
私の講義ではこの問題文の読み取りから、想定されている建物を図面として復元するということをメインでやってきましたので、目的は十分達成できたということ。
ディティールを組み立てても1時間くらいで製図に取り掛かることが出来るでしょう。
試験は何処までいっても提出する図面が勝負です。
エスキスで時間を2時間以上潰しては、図面の精度が低くなってしまう。
図面は図面で3時間作図が絶対条件ですが、エスキス1時間なら計画の要点に1時間かけてもまだ1時間半も余裕があります。
この時間で徹底的に書き落としが無いかをチェックし、図面精度を上げていく。

当初エスキスを1時間で終えるなんて出来ないと言っていた受講者も、要は問題文の正しい読み取りさえ出来ればおのずとエスキスは出来上がるということが習得できたようです。

さて、明日は決戦の日。
ここまできたら焦ってもしょうがない。
ゆっくりと身体を休めて、ベストポジションで明日を迎えてください。
いつもの通りやればおのずと合格に手が届くことでしょう。

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