産地偽装ではありませんが...これでは私は買えない

今日、妻から卵を買ってきてとメールが入り、外出したついでに近所のスーパーへ行ってきました。
ちょうど特売の卵が山積みで、こりゃ幸いと手にしました。
長岡の養鶏場の名前が入っていましたので安心したのですが、店を一巡してもう一度卵売り場のところに来てあることに気がつきました。
何故か特売の札が掛かっていないほうの卵のほうが減りが早い。
改めて自分のかごに入っている卵のパッケージを見てみました。
すると微妙なんだなぁ。
「商品名:国産卵 選別・包装 新潟県長岡市と住所が続き、会社名」
これはどう読み取れば良いのか?
他の卵のパッケージには新潟産という表記が入っています。
そうなるとこの卵はあくまでも国内のどこかで産まれたものを長岡の養鶏場に運び、そこでサイズなどの選別・パッケージングをしたものということで判断すれば良いのでしょうか?
もちろん何処で取れた卵であっても国の暫定基準値以下は保障されているのでしょう。
だったら、きちんと産地を記載すればよいのに。
そう思ったら買う気が失せて他の店に行こうかなと思うくらいでしたが、他の商品もかごに入れちゃってるし、面倒くさいので卵だけ棚に返し、特売では無い(それでも20円位しか違わない)卵を購入しました。

そんな話を夕食を食べながら妻に、「きっとあの卵は売れ残るね」と話したら、「そうしたら、惣菜の材料になるだけじゃない?」とのこと。
なるほど、売れ残っても損はしないんだ。
もしそういう事まで計算づくなら、もうそこのスーパーの惣菜は買えないねぇ。

もし産地を明かすと売れない商品をただ同然で仕入れて、地元でパッケージして通常価格より数十円安く売ってもかなりの利幅は取れるのでしょう。
例え売れ残っても、妻の言うとおり惣菜の材料にしてしまえば、それでも元は取れるくらいの仕入れ値。
そんなことを考えているスーパーのバイヤーだったら、きっと彼は店にとって有能なのかもしれないけど、店のオーナーの顔は見ているが、客を見ていない。
少なくとも特売品の売れ残りは正直な消費者の反応だと思います。
近隣市資本の、しかも近所のスーパーですから、その反応をしっかり読み取れるバイヤーであることを期待せずにはいられません。
あやふやな表記ではなく、売り手としての責任の所在をしっかりした商品を並べないと、結局損をするのはスーパー自身なのでは無いでしょうか?

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