家の除染作業-ただの大掃除だけど

先日のガイガーカウンターでの計測はショックでした。
実際に数値で我が家の屋内放射線量を知るということも生まれて初めてでしたが、それが思いのほか高い数値であり、屋外とほとんど変わらないというのが衝撃的でした。
原発事故から暫らくして中部大学の武田先生が、家の中を拭き掃除をすることで放射能を減らすことが出来ると書かれていましたので、一応はしておいたのです。
24時間換気や台所の換気扇には放射能除去フィルターも取り付け安心していた。
ところが先日の数値。
やはり実際の数値を確認できないのは科学的では無いですね。
そして判ったのは、家の中には例え窓を締め切っていても、日々放射能の塵が入り込んでくるらしいという事。
それを持ち込むのはどうやら人間であるという事でした。
あれ以来、我が家では帰宅後、速攻シャワーして着替え、洗濯です。
掃除も今一度、念入りに3日かけて行いました。
(もちろん終日掃除していた訳ではありませんが)
数値を見ちゃうと、一応という訳にはいかない。
もう久しぶりに家の中の全てを水拭きしてしまった。
これでどれ位落ちたのか、もう一度測ってみたいけど、その術は無いです。
早くオープン・ガイガー・プロジェクトが実になることを期待いたします。

「原発事故以来日本は変わってしまったのです。」とは京都大学の小出先生のお言葉ですが、日本が変わったのなら私たちも変わらないといけない。
でも変わるというのはむしろ昔に戻るということかもしれません。
節電に一番効果的なのは太陽と共に生活すること。
掃除もしっかり雑巾掛け。
夕方は早めに帰宅して、みんなでお風呂。

まぁポジティブに考えないと大変なだけだからねぇ。
埃の無くなった室内は、なにやら透明な空気感が素敵です。
(放射能がどうなったのか、知りたい!)

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