強い精神力があればお勧め

京都から帰ってきました!
昨日は朝から雨模様で観光も出来ないかと思いましたが、その雨も9時過ぎには上がり、とりあえず近所の東山界隈を散策することに。
今回宿泊したのはリロバケーションズの京都岡崎。
ちょうど平安神宮の近くで、そこを起点に南に下ると京都観光の半分くらいは簡単に済んでしまう立地の良さです。
お宿を出てしばらく歩くと知恩院、円山公園を突き抜けて高台寺、そこで夏樹にせがまれ人力車に乗り祇園の街並み経由で清水の茶碗通りへ出ました。
そこから清水寺を見学し、産寧坂、二寧坂、一念坂を下り、再び高台寺に戻りましたが、登りはすべて人力車のお兄さんに任せたので随分楽させてもらいました。
清水界隈から天候も回復し、うそのような青空が広がりましたので、当初考えていた嵐山へ行くこと。
嵐山へは地下鉄東西線で太秦天神川へ出て、そこからは嵐電で終点嵐山まで。
嵐電は江ノ電みたいな電車でちょうど運転席の後ろだったので、まるで「電車でGO」状態。
プラレール大好き男の夏樹にはたまらないひと時でした。
渡月橋を渡り、写真でよく見る桂川と渡月橋をバックに記念写真をおさめてから遅い昼食は湯豆腐で。
前日から京料理三昧でどれも美味しく、またお漬物が最高!
ただ、残念なのはご飯が美味しくない。
前日の岡崎での食事は割烹からの仕出しで見事なものでしたが、ご飯を食べたらアレ?って思いました。
今朝もアレ?昼もアレ?と続きますから、やはり京都のお米は美味しくないのかもしれない。
新潟のお米は光沢や透明感、粘りが特徴ですが、それらがまったくなく、ただ白い米の形をしたもの。
あの料理でこのご飯はあまりに残念でしたねぇ。
さて、お腹もふくれたところで天龍寺を拝観。
新潟はすでに終わりそうな紅葉ですが、京都はこれからなんですね。
まだ色づきが足りなくて残念です。
来週あたりは最高でしょう。
天龍寺を北門から出ると広がるのが竹林。
竹のトンネルはとても神秘的で、いかにも嵯峨野の風景でした。
ここで時間は4時。
そろそろ日も翳り、肌寒くなる。
再び嵐電、東西線で東山駅を出たときにはすでに暗くなっていました。
本当は利休ゆかりの大徳寺や龍安寺も見たかったのですが、昨日の比叡山にあまりに時間が取られてしまったことと、天候で行けませんでした。
しかし、いつもお茶の先生から頂く京の漬物が美味しく、それだけは買って帰りたいと、先生の奥様から電話で教えてもらい、最後にナビを頼りに行ったのが大徳寺脇の丹波というお店。
京都の人は自分で漬物は漬けず、お気に入りのお店を持っているのだそうですが、先生のお気に入りがこの丹波なのでした。
漬物を買って車に乗り込むとすでに6時を回っています。
当初の予定ではこちらを3時くらいに出発し、この日は山中温泉で泊、翌日永平寺でも見て帰ろうかと思っていましたが、このまま行っても山中温泉に着くのは随分遅くなっちゃう。
それじゃあしょうがないので、一気に新潟に戻り、午前1時、自宅へ到着となりました。
一昨日の1時過ぎ出発で今日の1時帰宅ですから、ちょうど48時間。
走行距離1,100kmの旅でした。
 
ところで、今回はリロバケーションズの別荘シェアリングシステムの体験宿泊ということでしたが、1泊2食で一人通常3,000円のところなんと250円という嘘のようなお値段。
料理もちゃんとしていて、別荘のケータリングの案内を見ると、3,800円相当の夕食と1,000円相当の朝食を頂けます。
もちろん向うもそれだけ提供して終わりということはなく、しっかり営業をかけてきます。
1回300万程度支払えば、生きている間は永久に全国にある別荘をポイント分だけ利用できるというシステム。
話を聞いていてちょっとはグラッと来ますが、冷静に考えると30年で消化するとして年間10万円、それに年会費が10万円、一回利用するごとに清掃費が7,000円ほど取られますので、平均的な利用として季節ごとに年4回利用して1回あたり5万7千円。
泊まりにそれだけ使おうと思うと結構選択肢が他にもありますよね。
しかも今回は食事が付きましたが、会員になれば食事は自分で作るかケータリングですしね。
ということでしっかりお断りをして帰ってきました。
今回は駐車場を2日分お借りして、料理にオプションの豆乳鍋(これが絶品)を追加しても家族でなんと3,500円という限りなく無料に近い宿泊でした。
さりげない営業攻勢をかわし、しっかりとお断りできる強い精神力の持ち主なら、この体験宿泊は大いにお勧めです。
 
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