夏樹が昨日やっていた問題です。
四角の中に当てはまる数を書きなさいというやつ。
最近の1年生って初っ端から結構ひねった問題やるんですね。
ひとつの問題の中にいくつもの要素が入っている。
それを総合的に判断しないといけません。
さすがに難しいようで、暫らく眺めていたら二桁の数字だから両手では足りないということでおはじきを並べ始めました。
単純な足し算なら出来る夏樹ですが、ちょっとひねるだけで難易度は一気に上がるようです。
算数は答えはひとつだけど、過程は幾通りもあり、どれが正しいとは言えません。
私が教えてもそれは幾つもあるうちのたった一つの考え方でしかない。
やっぱり自分で理解していくしかないですね。
歯がゆいなぁと思うけど、自分で考える力を付けることは大事ですから質問されるまで手を出さない事にします。
教えるって難しいなぁ。
こんな問題もありました。
ひだりのかずとおなじかずを みぎからえらび、せんでむずびなさい。
10より3ちいさいかず ・ ・ 10を1つと1を7つあつめたかず
7より9おおきいかず ・ ・ 12より5ちいさいかず
20より1ちいさいかず ・ ・ 10より9おおきいかず
13より4おおきいかず ・ ・ 11より5おおきいかず
「脱ゆとり」ですかねぇ。
思考能力を試す問題。
近年、一級建築士試験講座で教えていて思うことは国語力の低下です。
数式は解けるが問題が何を求めているのか理解できていない若者が多い。
この夏樹がやっている問題は言葉の示す意味を数式化出来ないと解けません。
そう想うと教育は正しい方向に進んでいるのかもしれませんね。
なににつけても国語力は重要です。
ちゃんと勉強してこれからの日本を頼むね。