雑誌の取材

今回のキャンプのもうひとつの目的は雑誌「カーネル」の取材を受けるためでした。
「カーネル」は「カー(車)」「ネル(寝る)」の造語で、車中泊をテーマにした雑誌です。
以前も巻末白黒で取材を受けましたが、あの頃は年2回だったのが、今は4回発行になっていることから、車中泊による旅が流行っている事がうかがわれます。

車で寝泊りなんて、貧乏くさいと感じる人も多いと思いますが、それは目的によると思います。
旅のスタイルで一番シンプルなのがバックパッカーだと思いますが、その場合の宿泊はテントか宿。私も若い頃はもっぱらこのスタイルでした。
時間の制約があったり距離の問題があると車は間違いなく有効なツールとなります。
この場合もテントか宿での宿泊は想定できますが、ならばテント替わりに車を使えないかというのが事の始まりでした。
キャンピングカーまで大仰にしないで、自由度の高い旅を模索する。
こうして生まれたのが「エディックス旅仕様」です。
ちょうど夏樹が生まれ、それまで乗っていたCクラスを買い替えようかと考えていた時に出会った1列3人掛けという風変わりなレイアウトの車。
このオモチャを使って遊んでやろうと思ったのです。

それが雑誌「カーネル」の目に留まり、今回の取材となった次第。

私としてはキャンプは居場所づくりの原点であるという建築論で攻めているので、ここら辺がうまく伝わると嬉しいのですが

どうしてもノウハウ的なところが目立ってしまいますが、そのノウハウも生活が原点にあってのこと。

我が家の旅は基本的に非日常ではなく、いつもの生活をベースにしています。
日常生活をなるべく崩さないで、素敵な居場所を作りたい。
そのためのノウハウなんだなぁ。

ライターさんもソローの「森の生活」によって人生観が変わったとか。
私と同じような価値観の持ち主のよう。
取材が終わっても1時間ぐらい、建築(生活)論を立ち話してしまいました。

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