モノクロームの中の青春

昨晩は義祖母の遺体が横たわる隣の部屋で集まった親族一堂の夕食。
食後、古いアルバムを引っ張り出して思い出を語り合いました。
私は逢った事が無い義祖父の若かりし頃の写真や義祖父母に抱きかかえられている幼少期の義父、やがて生まれてきた妻や義妹たちがまるで夏樹や従兄弟達にそっくりで笑えた。
アルバムの中で時を遡るとそれぞれの人生が面白いです。
目の前で飲んでる爺さんが自分より若くてはつらつとしているのだから。

それにしても白黒写真って味があります。
また、そこに写っている人たちもかっこいい。
龍馬伝じゃないけど、いかにも写真館で撮影しましたってかんじで、斜め45度を向いて気取ってる。
撮影時期はもちろん戦後ですが、雰囲気は明治、大正。
冬の間上野広小路へ出稼ぎに行っていた義祖父の姿はまるで銀幕のスターですよ。
けっして裕福ではなかったはずですが、皆ここぞというところでは一張羅を持ってる。なんというのだろう、そのメリハリがかっこいいんだな。
普段は着ていないスーツをバシッと着こなすあたりがね。

さて今日はお通夜、そして明日は葬式です。
義祖母もやがてモノクロームの中の青春時代に戻っていきます。

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