やはり日本語は漢字で思考しないと...

先ほど、週の最初に行っているお茶の稽古から戻りました。
お茶だけではなく、いつもいろんなことを学ぶことが多く、私にとってはとても大切にしているひと時です。
今日も手前が終わり、拝見を請うたときのこと。
「ごりょうきの拝見をお願いします。」と私が言ったら先生に注意されました。
今日は濃茶なので「お茶器の拝見ですね」とのこと。
この使い分けは?と質問したら「ごりょうき」とは「ご両器」なのね。
つまり薄茶の場合、棗(なつめ)と茶杓の拝見を請うから二つの茶器ということで「ご両器」。
今回は濃茶なので拝見に出るのは茶入れ、茶杓、仕覆(しふく:茶入れを入れる袋)の三器となり両器とは言わない。
なるほど、私は「りょうき」を「良器」だとばっかり思っていた。
日本語ってやはり漢字で思考しないと判りません。
夏樹の保育園もこうした漢字教育には熱心で、普通に漢字が園内そこら中に使われています。
幼児といえば「ひらがな」ってイメージだけど、象形文字である漢字のほうがそのものの実態を表しているというとのこと。
だから初めから漢字で覚えたほうが理解しやすいのだそうです。
確かに、私たち日本人は知らず知らずのうちに音を漢字に変換して理解しているのだとしみじみ感じたのでした。
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