名は体を表す?

私の息子の夏樹だが、11月生まれだ。
なぜ初冬に生まれたのに夏なのかとよく言われる。
そんな質問をする人はきっと行動範囲が狭い人なのだろう。
物事を北半球で考えればおかしいが、南半球で考えたら夏樹という名前は不思議ではない。
とまあ、屁理屈で質問をかわしている。
ただ、「なつき」という名前が好きだっただけだ。
妻の腹に居る時に「なつき」と呼んでいたら、1ヶ月も早く出てきてしまい、「夏樹」という漢字を後で当てたと言うのが実際のところだが、「夏樹」という漢字にはちゃんと親としての思い入れがある。
 
夏樹のお祝い返しにワインを送られた人はメッセージに書いたが、夏の大樹のようにいっぱい葉を茂らせ、下の弱い者たちを暑さから守って上げられるような大きな男になりなさいという思いを込めた。
 
まあ、親の想いと子供の成長に因果関係は無いので、自分なりに生きてくれれば結構だ。
大抵は名が体をなすことは少ないようだ。
 
ところで話は変わるが、三条から加茂経由で新潟に行く途中に「パスタ」という蕎麦屋があった。
なぜ蕎麦屋なのに「パスタ」なのだろうと、通るたびに不思議に思っていた。
きっとそこの主人が麺から連想してパスタに至ったのだろう?
カタカナで洒落たかったのかも知れない。
最近はバイパスが出来たのでその山沿いの道は使わなくなったが、先日久しぶりに通ってみた。
そしたら「パスタ」という店がなんと焼き鳥屋に変身していた。
名前が一緒なので蕎麦屋「パスタ」の主人が店の扱いを変えたのだろう。
せっかく「パスタ」という名前が浸透していたので名前はそのままにということかも知れぬ。
勝手にそんなことを考えながら車を走らせた。
しかしなぜ「パスタ」の主人は蕎麦屋から他の商売に転向する際、イタリアンにしなかったのだろう?
余計なお世話だ。
名前と本体には因果関係など無いのだから。
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