いつから始めても遅いということは無い

プールも通い始めて1ヶ月も経つと、ようやく常連さんとも話をするようになる。
常連さんはだいたい自分の親みたいな年だ。
先方も息子みたいなのが昼間っからなにをしているのかと思っていたらしい。
同じような歳でも自分の父親はすでに介護保険をもらって寝たり起きたりしている。
プールに来るような人は相当にバイタリティのある人たちである。
聞けば市内の結構な会社の社長をリタイヤしたような人たちばかりだ。
へんにライオンズなんかに入るよりここで泳いでいた方がそういう人たちとの交流は出来るかもしれない。
 
いつもバタフライをする人が居る。
今日は同じレーンで泳いでいたので、「すごいですね」と声をかけた。
そしたら自分は今77歳だが、水泳を真面目にやりだしたのは65才からだと言う。
会社をリタイヤしてからは水泳に情熱を燃やしているわけだ。
誰よりも先にプールに来て、邪魔にならないように200mほどバタフライをするそうだ。
その後、クロールや平泳ぎをして、私が泳いでいる頃仕上げのバタフライで帰る。
延べで1キロぐらい泳ぐと言うが、私の1キロとは負荷が違う。
人間の身体は大したものだ。
 
一方でなにかと理由をつけながら何もしない人間も多い。
批判もよいが頭で考えているうちに1歩でも踏み出した方が良い。
こういう人生の先輩がいると、プールもがぜんやる気が出てくる。
 
 
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