生還

本当に3月だというのになんと言う天気だろう。
先週末、東京へ行く道中は、やはりせっかく替えたタイヤをスタッドレスに戻さなければ良かったと感じるくらい良い天気だった。
都内の桜はつぼみが膨らみ、淡くピンク色に色づいていた。
しかし、帰りの道中、新潟に近づくにつれ、空気に雪のにおいが感じられ始めた。
においなんて実際には無いのかもしれないけど、雪国の人間は皆感じられる。
関越トンネルを越えるとチェーン規制になり、しっかりと雪国だった。
それでも湯沢のあたりはそれほどでもない。
行きの道中でも塩沢・湯沢のスキー場には雪が無かった。
それが六日町を過ぎたあたりからどんどん圧雪になっていった。
今シーズン初めての雪道だ。
60キロ以上出す気にはなれないが、大型車はそんな中でも追い越し車線をかなりのスピードで追い抜いていった。
こちらは私たち親子3人と親戚3人を乗せているので、とにかく無事に家にたどり着くことだけを考えた。
ナビの到着予想時間は距離が縮んでいるのに、どんどん遅くなる。
結局6時間もかけてようやく家にたどり着いた。
神経がびんびんで頭が痛いのに加え、ハンドルを握る腕にも余計な力がかかっていたようで肩がこった。
とにかく無事に生還できて良かった。
生活するにはやはり雪が無いほうが楽である。
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