ダッジオーブン-魔法の調理器

我が家には10インチのダッジオーブンがある。
1年ほど前に購入したのだが、なかなか使う機会が無く、押入れに入れたままになっていた。
今年はキャンプと言うことで、先日の自宅でキャンプの際持ち出した。
インターネットで使い方を調べるといきなり使えないことが解った。
まず最初にシーズニングという所作をしないといけないらしい。
シーズニングはダッジオーブンにさび止めで塗ってあるワックスを焼き落とす作業だ。
これをしないと食べられたものではないらしい。
バーベキューコンロに炭をおこし、ダッジオーブンをかけるともくもくと煙をあげた。
その後、オリーブオイルなどを塗り、また焼く。
こうしてダッジオーブンに油をしみこませ、何回も焼いて真っ黒にする。
一度も調理していないのに何年も使い込んだようになった。
 
そして昨晩。
妻は仕事で遅くなると言っていた。
そこで男の料理だ。
鳥のもも肉を解凍し、塩と胡椒を塗りこむ。
あとはにんにく、じゃがいも、にんじん、たまねぎを洗い、かわの付いたまま肉と一緒にダッジオーブンに入れる。
バーベキューコンロに炭をおこし、ダッジオーブンをかける。焼けた炭をふたの上にも乗せる。
あとは1時間ほど待つだけだ。
夏樹は牛乳、私はビールを飲みながら、オーブンの様子を見守った。
妻が帰宅、ちょうど良い匂いが漂い始める。
オーブンを火から降ろし、ふたを開けたらすばらしい!
ちょうど圧力鍋にかけたように全てがやわらかく蒸し焼きになっていた。
皿に盛り付け家族で頂きました。
鶏肉はケン○ッキーより美味しいと妻は絶賛。
我が家のテスター、夏樹の食いつきぶりからも検証できた。
野菜の甘さも十分引き出されていた。
こんなに手軽にこれだけの料理が出来るとは魔法の調理器だ。
もうただ炭火で肉を焼くだけのBBQでは満足できなくなりそうだ。
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