笹団子

先週末は夏樹の保育園の運動会があり、実家の両親を連れて応援に行ってきた。
私に似てエンジンのかかるのが遅い夏樹は最初のかけっこでは合図が出ても走らず、先生に連れられてのゴールだったが、最後の障害物競走は位下を大きく引き離し堂々の1等賞であった。
その後は乗りのりで辺りを走り回っていた。
踊りの発表でもそうだが、いかに舞台までにテンションを持ち上げるかがどうもなつきの場合決め手のようだ。
 
さてその夜は妻の妹の同僚たちが遊びに来て、夜遅くまでBBQを楽しんだ。
翌日は二日酔いの中、妻の実家に行く。
この週末、妻の実家では一番下の妹も東京から呼び戻し、笹団子作りをしていたのだ。
笹団子は新潟名物の和菓子で一般的にはよもぎ餅で餡を包み、笹の葉で包んだもので、夏目漱石の「ぼっちゃん」で紹介され全国に有名になった。
この笹団子も家庭毎のレシピがあり、妻の実家ではヨモギの代わりに「ゴンボッパ」というのを使い、餡はつぶ餡ではなく練り餡だそうだ。
もちに練る込むのはヨモギでもゴンボッパでも私はこだわりは無いが、餡はやはりつぶ餡が良い。
ということでリクエストしてつぶ餡の笹団子も作ってもらう。
すべて手作業で3日かけて作り上げた笹団子は妹は東京の親戚にトラベルケースいっぱいに詰めて持ち帰り、近隣の親戚はすぐ配られた。
我が家も私の実家の分まで頂いて帰ってきた。
笹は殺菌作用があるので古くは保存食として珍重されたらしいが、今は団子が硬くなってしまうので季節の風物として美味しいうちに頂いてしまう。
 
夏樹は昨日からのテンションが続き、遊びに来ていた従兄弟と一緒に笹団子を作っている周りで騒ぎまわっていたが、私は二日酔いと寝不足で座敷で昼寝をしていて戦力外であった。
帰りにいい湯らてぃで風呂につかり、家に帰ったら一気に深い眠りについてしまった。
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